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2020 年度 研究成果報告書

ショウジョウバエpiRNAによるクロマチン制御の分子機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02379
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分43010:分子生物学関連
研究機関国立遺伝学研究所

研究代表者

齋藤 都暁  国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 教授 (30423396)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードレトロトランスポゾン / ショウジョウバエ / ヘテロクロマチン / 生殖 / 培養細胞
研究成果の概要

主要なトランスポゾンの1種であるレトロトランスポゾンはゲノム内で増殖し得る遺伝因子であり、生物進化の過程でゲノムサイズや多様性の増大に寄与してきた。その一方で、レトロトランスポゾンの無秩序増殖は宿主細胞や個体にとって脅威となるため、ヘテロクロマチン化やRNA干渉といった機構を生物は獲得し、抑制状態を維持している。ヘテロクロマチン化には抑制性ヒストンマークなどが重要な役割を果たすが、その詳細な分子機構は不明である。本研究では、CG14438と呼ばれる新規レトロトランスポゾン抑制因子を同定し、モデル動物ショウジョウバエのレトロトランスポゾン抑制機構に迫った。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

生殖細胞は唯一次世代に伝えられる細胞であり、その安定的な次世代継承メカニズムの解明は学術的に意義があるとともに生殖医療などの分野に波及する可能性が高い。本研究はショウジョウバエをモデル動物として、生殖細胞の安定的な次世代継承に必要な新しい遺伝子の同定と機能解明が行われており、その意義は大きいと考える。

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公開日: 2022-01-27  

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