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2020 年度 研究成果報告書

「脂質免疫」に着目した新ワクチンコンセプトの確立~結核とエイズをモデルとして~

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02852
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分54030:感染症内科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

杉田 昌彦  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (80333532)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードリポペプチド / MHC / 脂質免疫 / ワクチン
研究成果の概要

ウイルスリポペプチドを標的にした新しい免疫応答の存在が明らかになりつつある。本研究においてはその機構を明らかにするとともに、新しいワクチンの開発を視野に、解析に適した小動物モデルを確立することを目標として研究を展開した。その結果、ウイルスリポペプチドに対する免疫応答が構築された遺伝子改変マウスの作出に成功した。さらにこのマウスを用い、リポペプチドを搭載したBCGワクチンを接種することにより、効率的に特異的応答を誘導できることが示された。以上によりリポペプチドを主体とした脂質ワクチン開発の基盤が確立された。

自由記述の分野

感染症免疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ウイルスリポペプチドを標的とした新しい免疫応答がどのようにして起きるのか、そのメカニズムを明らかにしました。またリポペプチド免疫を起こりやすくしたマウスモデルを樹立し、どのようにリポペプチドを接種すればリポペプチド特異的免疫応答が効率的に惹起できるのか、その方法を発見しました。これらの成果は、リポペプチドを主体とした新しいタイプのワクチン開発へと結実する可能性があります。

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公開日: 2022-01-27  

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