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2020 年度 研究成果報告書

自然免疫受容体と選択的オートファジーから探る人工関節インプラント感染症の病態

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02917
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関山形大学

研究代表者

高木 理彰  山形大学, 医学部, 教授 (40241707)

研究分担者 佐々木 幹  山形大学, 医学部, 客員研究員 (00444034)
長沼 靖  山形大学, 医学部, 客員研究員 (10463811)
大木 弘治  山形大学, 医学部, 客員研究員 (20463812)
伊藤 重治  山形大学, 医学部, 助教 (50764122)
高窪 祐弥  山形大学, 医学部, 准教授 (80431641)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード人工関節周囲感染 / オートファジー / 炎症性滑膜組織
研究成果の概要

人工関節周囲感染(periprosthetic joint infection: PJI)の病態解明を目的に、オートファジー機構とその関連分子に着目し、PJI組織と関節リウマチ(rheumatoid arthritis: RA)滑膜組織、変形性関節症(osteoarthritis: OA)滑膜組織と比較しながら病理組織学的な解析を行った。PJI組織では、RAのような炎症性滑膜組織同様、OA滑膜組織よりもオートファジー機構が活発に機能し、病態形成に関与していることが明らかとなった。今後はこのオートファジー機能の制御によりPJIに伴う生体組織損傷を低減できる可能性が示唆された。

自由記述の分野

整形外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

PJIの治療は、これまで手術治療と薬剤治療の組み合わせを中心に行われてきた。抗菌薬耐性を含め難治性となると治療に苦慮することが多い。今後、オートファジー機構を利用しながら菌体成分に対する過剰な生体反応を制御することで、従来の治療法にない新境地を開く可能性がある。

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公開日: 2022-01-27  

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