研究課題/領域番号 |
18H03110
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 明治国際医療大学 (2021-2022) 天理医療大学 (2020) 京都大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
桂 敏樹 明治国際医療大学, 看護学部, 教授 (00194796)
|
研究分担者 |
奥津 文子 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10314270)
星野 明子 大阪成蹊大学, その他部局等, 教授 (70282209)
志澤 美保 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (00432279)
臼井 香苗 (春木香苗) 関西看護医療大学, 看護学部, 准教授 (50432315)
細川 陸也 京都大学, 医学研究科, 講師 (70735464)
大橋 純子 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (90618167)
光井 朱美 京都先端科学大学, 健康医療学部, 講師 (20784416)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
キーワード | ウェルネス増進要因 / ライフスタイル世代間・時代間格差 / 小児期からのライフコース健康増進 / ウェルネス共創型まちづくり / ストレス予防 / 肥満予防 |
研究成果の概要 |
複数の地方都市において10年間にわたる健康増進計画の策定、計画の実施と評価を通じて、地域の健康レベル向上を検証した。その結果、学童、生徒においては、肥満者の増加が危惧され、また日常のストレスがある子供が増えている。生活習慣病予防とストレス対策の必要性が示唆された。コロナ禍で、家庭での交流が増える一方で社会的交流が減少した。 成人では、生活習慣病予防対策は引き続き必要である。ウェルネス向上のためには、子育て世代から社会的交流を増やし、住民と共にウェルネスを共創する街づくりシステムの構築が必要である。また、ライフコース一貫した生活習慣病対策やウェルネス増進対策を策定推進することが肝要である。
|
自由記述の分野 |
ウェルネス 健康づくり政策評価 母子保健 成人保健 老人保健
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
健康増進計画を通してウェルネスU字カーブ(中年で低下)出現を抑制し、各世代のウェルネスが高い街づくりに繋がり、健康増進計画の策定、事業展開は心身の健康増進に寄与した。しかし、小児期から生活習慣病発症リスクである肥満対策やストレス・メンタルヘルス対策が健康増進に必要である。コロナ禍のため地域の社会的交流は減少したが、一方で家庭交流が増加した。コロナ終息後、小児や家族の社会・生活行動がメンタルヘルスや生活習慣病発症に及ぼす影響を検証し、ウェルネス増進に寄与する保健予防事業を立案、実施する必要がある。健康増進計画策定実施は、住民のウェルネス向上とライフコース一貫した健康支援システムの構築に貢献した。
|