研究課題/領域番号 |
18K00818
|
研究機関 | 宇部工業高等専門学校 |
研究代表者 |
畑村 学 宇部工業高等専門学校, 一般科, 教授 (30300619)
|
研究分担者 |
杉山 明 津山工業高等専門学校, 総合理工学科, 教授 (60235900)
野田 善弘 新居浜工業高等専門学校, 一般教養科, 教授 (80290815)
橋本 剛 松江工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (40420335)
泊 功 函館工業高等専門学校, 一般系, 教授 (10390379)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 中国語教育 / アクティブ・ラーニング / 理系のための中国語 / 実践例集 |
研究実績の概要 |
2021年度は本研究の最終年度であったが、昨年度に引き続き、コロナウイルス感染を予防する目的で積極的なアクティブ・ラーニングが実施できなかったため、1年間延長することにした。 2021年は、『理系のための中国語入門(第2版)』(好文出版)にQRコード表を作成して添付した。これにより、自学自習がしやすくなったことに加え、授業時に学生が音声教材をスマホで聞くことができるようになった。対話による音読練習がやりにくい状況で、QRコードをスマホで読み取れるになったことで、各自で発音練習ができるようになった。 アプリ開発については、無料で公開されている「Ondoku Chinese」アプリに、『入門』の新出単語や文法事項を含む例文を打ち込んでデジタル教材とし、スマホやパソコンで自学自習できるようにした。テキスト15課のうち5課まで打ち込んだ。 また、本研究のメンバーが所属する「高専中国理解・中国語教育研究会」は、2回の研究会を開催した。第1回の研究会はオンラインで開催(9月9日)し、代表者の畑村は「COIL型中国語授業」、泊「ondoku chineseを活用した中国語授業」、橋本「オンラインを活用した語学学習システム」、野田「協定校と連携した台湾華語」の報告があった。第2回は対面で実施し(11月27・28日)、杉山「日中学生on-line自由交流」、泊「『理系のための中国語入門』「Ondoku Chinese」教材化プロジェクト」の報告が行われた。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
感染防止のため、対面授業でのALが予定していたようには実施できなかったため、2020年度以降進んでおらず、実践例集を作成するに至っていないため。
|
今後の研究の推進方策 |
2022年度は、今年度のAL実践を踏まえ、本研究の一番の目的である中国語ALの実践例集(『理系のための中国語入門』の指導書)を完成させる。 また、「Ondoku Chinese」アプリに、途中まで完成している『入門』の新出単語や文法事項を含む例文の打ち込みを完成させ、本テキストを使用する学習者(特に高専生)に無料で公開する。
|
次年度使用額が生じた理由 |
最終年度に必要な物品を今年度購入するため。
|