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2019 年度 実施状況報告書

沖縄保守勢力を中心とした戦後沖縄政治の再構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K01416
研究機関獨協大学

研究代表者

平良 好利  獨協大学, 経済学部, 特任助手 (40614863)

研究分担者 秋山 道宏  明治学院大学, 国際平和研究所, 助手 (90813767)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード自民党沖縄県連 / 公明党沖縄県本 / 社会党沖縄県連 / 共産党沖縄県委 / 沖縄社会大衆党
研究実績の概要

本研究は関係者への聞き取り調査が中心を占めているが、まず平成31年4月に研究代表者が沖縄に行き、関係者3名(延べ人数)にインタビューを実施した。また令和元年7月には研究代表者が東京で関係者2名にインタビューを実施した。さらに同年8月には研究代表者が沖縄に行き、研究代表者単独で関係者4名に、また沖縄在住の研究分担者と研究代表者が共同で関係者1名にインタビューを実施した。インタ ビュー終了後は二人で研究会を実施し、研究成果の共有に努めた。また研究代表者が同年11月には関係者1名に、12月にも関係者1名にインタビューを実施した。最後に令和2年2月に研究代表者が沖縄に行き、関係者2名にインタビューを実施した。
インタビュー記録のテープ起こし作業については、来年度(令和2年5月以降)に行う予定である。インタビューの音源データに関しては、パソコンおよびハードディスクに保存し、厳重に保管している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

当初の計画では、令和元年度は研究代表者と研究分担者であわせて関係者4~5名にインタビューを実施する計画であったが、実際には延べ14名にインタビューを実施することができた。理由としては、インタビューの対象となり得る人物が当初想定していたよりも多くいたことや、インタビューに応じてくれた関係者が多かったことなどが挙げられる。

今後の研究の推進方策

本研究は関係者にインタビューを実施し、その記録を保存することに重点を置いているが、今年度は新型コロナの問題で関係者にインタビューを実施するのが困難な状況になっている。よって同問題の推移をみながら可能であればインタビューを実施するが、本年度はとくに、①まだテープ起こしを終えていないインタビュー記録をテープ起こし業者に発注し、原稿化すること、②テープ起こしの済んだ原稿の校正・整理を進めること、の2点を重視したい。

次年度使用額が生じた理由

研究代表者と研究分担者に次年度使用額が生じたが、その理由は次の通りである。まず研究代表者に関しては、今年度分に実施したインタビュー記録のテープ起こしを来年度に回したため、繰越額が発生した。また研究分担者に関しては、所属機関の変更で沖縄在住となり、旅費の支出が抑えられたことにより、繰越額が発生した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 日本復帰前沖縄の政治経済と経済界:建設業界の動向に着目して2020

    • 著者名/発表者名
      秋山道宏
    • 雑誌名

      南島文化(沖縄国際大学南島文化研究所)

      巻: 42号 ページ: 113-125

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 戦争体験をめぐる「語り」と歴史認識:沖縄戦認識を手がかりにして2019

    • 著者名/発表者名
      秋山道宏
    • 学会等名
      関東社会学会第67回大会
  • [図書] 沖縄戦を知る事典:非体験世代が語り継ぐ2019

    • 著者名/発表者名
      吉浜忍、林 博史、吉川 由紀 (編集)秋山道宏(分担執筆)
    • 総ページ数
      222
    • 出版者
      吉川弘文館

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公開日: 2021-01-27  

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