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2021 年度 研究成果報告書

近現代日本の国際関係思想の形成 「未知との出会い」としての国際文化交渉

研究課題

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研究課題/領域番号 18K01481
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分06020:国際関係論関連
研究機関駒澤大学

研究代表者

芝崎 厚士  駒澤大学, グローバル・メディア・スタディーズ学部, 教授 (10345069)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード国際文化論 / グローバル文化論 / 国際関係と音楽 / グローバル関係論 / 国際関係思想 / グローバル関係思想 / 国際文化交流 / グローバル文化交流
研究成果の概要

「未知との出会い」としての国際文化交渉を対象とした本研究は、次の3つの成果を達成した。
第一に、単著『国際文化交流と近現代日本』の刊行によって歴史実証研究を達成した。第二に、「ボブ・ディランという音」をはじめとするいくつかの理論的・思想的・哲学的考察を発表した。第三に、第一の実証研究、第二の理論的・思想的・哲学的研究の成果を踏まえて、「Are you experienced?体験としての音楽」をはじめとする「体験」を学際的に分析したより発展的な研究を進めた。
以上の3つの成果によって、当該領域の研究の基礎を確立し、今後の方向性を示すことができた。

自由記述の分野

国際関係論

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、従来の客観性や科学性を重視する社会科学・人文科学が見落としがちであった、主観的な現象の受容と理解である「体験」に着眼して、人間と現象との「未知との出会い」の現場において何が起きたかを、学際的に検証する分析モデルを確立したことに最大の学術的意義を持つ。
また、人々一人一人の千差万別の「未知との出会い」のそれぞれが意味を持ち、それが一人一人の人間の人間観、世界観を形成し、さらにそれらの人々が出会うことで「共感の連鎖」がグローバルに発生していくことの重要性がこれによって明らかになり、この世界をよりよく構想し、実践していく基盤となる可能性を提起したことが、本研究の社会的意義である。

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公開日: 2023-01-30  

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