研究課題/領域番号 |
18K01804
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
清水 勝彦 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (50579935)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 本社 / 経営企画部門 / 日本企業 / 中期経営計画 / M&A |
研究成果の概要 |
「現場は強いが本社は弱い」と言われることの多い日本企業の現状に問題意識を持ち、最終的に20社を超えるインタビューと50社以上のアンケートを実施することができ、「The effects of corporate staff: A missing element of research on TMT and strategic decision making」「Strategic planning revisited: Extension of Grant (2003) in the context of Japan」の2本の英語論文をまとめることができた。
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自由記述の分野 |
経営学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回は企画部門にフォーカスしてより深いリサーチを行った。その過程では、同じ名称(例、経営企画部)を使っていても必ずしも同じ仕事をしているとは限らないこと、また中期経営計画が社内では非常に重視されていることが多い一方で、意味があるかどうかという点に関しては、本社の担当者クラスも疑念を感じていることが少なくないことなどがわかった。 そうした意味でも、これまで「当然」のように考えられてきた本社、とくに経営企画部門の仕事等について「なんとなく」担当者が感じていた疑問やあるべき姿を白日の下にさらすことで、これまでの思考停止から一歩踏み出すことになる調査と提言をすることができた。
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