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2023 年度 研究成果報告書

フィードフォワード空調制御を導入した住宅における環境ライフスタイル評価

研究課題

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研究課題/領域番号 18K02185
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関宮城教育大学

研究代表者

菅原 正則  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (60300513)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード環境ライフスタイル / 環境調整行動 / 教室環境 / 換気 / エネルギー教育 / SDGs / 環境マイクロバイオーム / 授業開発
研究成果の概要

本研究では、まず、フィードフォワード空調制御システムを模した、スマートハウス建物模型教材キットを開発し、授業への活用を検討した。そして次に、環境ライフスタイル評価の指標となり得る「環境マイクロバイオーム(微生物叢)」の調査、分析を行った。在室行動とその結果生じる室内環境の関係については、中学校教室において長期間調査した結果を分析した。
研究成果の普及のために、まず教室の効果的な換気方法について、生徒が健康・快適な教室環境づくりに役立てられる資料を提案した。また、環境ライフスタイル評価において重要な観点であるSDGsと、家庭生活とのつながりを意識づけるとともに、家庭実践に生かせる授業を開発した。

自由記述の分野

住居学、建築環境、住環境教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は、フィードフォワード空調制御について、理解を深めるためのツールを整備したこと、そして環境ライフスタイル評価の試みとして、温湿度、CO2濃度、環境調整行動のほか、環境マイクロバイオーム(微生物叢)も適用したことである。環境計測の対象空間は、コロナ禍の影響もあるため学校教室になったが、本研究の成果は住宅にも応用可能と考えている。また、環境調整行動やSDGsの理解と普及のために、啓発資料や授業を提示した。

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公開日: 2025-01-30  

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