研究課題/領域番号 |
18K02858
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
山崎 明美 信州大学, 医学部, 特任講師 (60299881)
|
研究分担者 |
石田 史織 信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (20710065)
奥野 ひろみ 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (60305498)
高橋 宏子 信州大学, 学術研究院保健学系, 准教授 (80195859)
五十嵐 久人 信州大学, 学術研究院保健学系, 准教授 (90381079)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
キーワード | 性の健康 / 性教育 / 包括的性の健康 / 性教育の方法 / 性の情報 |
研究成果の概要 |
本研究では「包括的性の健康ポータルサイト」(以下、HP)(https://y-sh.org/)を製作し、学生へのアンケート調査による評価を実施した。本研究で製作したHPはスウェーデンの若者の性をサポートするサイトUmoをモデルとし、こころとからだ・生き方・生活・性を包括する「性の健康」情報のポータルサイトを目指した。 【HP評価調査】対象:医学部保健学科210名、回収率:16.7%、「HPの満足度」:満足69.7%、不満24.2%、「大学生に必要な内容か」:とても必要42.2%、必要57.6%、「閲覧機器」:スマホ69.7%、ノートPC27.3%。今後は地域でのHP活用を充足させる予定である。
|
自由記述の分野 |
健康学習支援
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで「性教育」に関する公的なサイトでは、「性教育」する内容を掲載するものがほとんどであり、性に関するテーマごとに、専門サイトがある状況が多くあると捉えられた。加えて、若い世代や性教育に関する大人が、適切な情報がどこにあるので、何が適切な情報なのか判断することが難しい場合があった。これらに対し、若い世代の性やくらし、生き方にも関わる情報ポータルサイトは有益であると考える。 さらに、知らないことはスマホでネットという世代への「性教育」の在り方として、従来型の知識教育に重点がある教育から、限られた性教育に使える時間で、反転教育手法+性を考える参加型教育に移行する提案および一助になると考える。
|