本研究の目的は、小・中学生の科学リテラシーを育成する方法として、手軽に導入できる市販の自動気象観測装置や定点観測カメラで気象データを収集し、そのデータに基づいて学習し、科学的リテラシーを身につけるカリキュラムを開発し、効果を検証することであった。研究の結果は以下のとおりである。まず第一に自動気象観測装置Netatmoは正確なデータを学校の中で収集することができる。次に児童・生徒は、Netatmoで収集したデータを用いた授業に高い関心を示す。最後に小・中学校の中でNetatmoを使う時に、wifiにどのように接続するかは、大きな問題である。
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