研究課題/領域番号 |
18K03128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
岡田 昌毅 筑波大学, 人間系, 教授 (10447245)
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研究分担者 |
高橋 南海子 明星大学, 明星教育センター, 教授 (70620558)
原 恵子 筑波大学, 働く人への心理支援開発研究センター, 准教授 (70813658)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | キャリア支援 / 指導者養成プログラム開発 / 職業的発達 / プログラム効果検証 |
研究成果の概要 |
本研究では,キャリア支援者を育成・指導できる「指導者養成プログラム」を開発し,その効果や指導者の職業的発達に関し検討することを目的とした。プログラム開発を行い,試行実施回での検討を経て正式実施を開始した。試行実施回での効果検証,ATDでの情報収集により,プログラムを改善した。正式実施後のプログラムに関する効果検証,及びオンライン実施(コロナ禍の影響)の効果検証を行った。2022年度には,望ましいカリキュラムの再検討を行い,本プログラムを補完する小規模プログラムを検討・実施した。最終段階では,キャリアカウンセラーにおける指導者層の職業的発達プロセスや,現状の実態と意識・行動を検討した。
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自由記述の分野 |
産業・組織心理学,キャリア心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,開発したプログラムの効果を量的・質的の両面のアプローチから明らかにした点,キャリア支援者の指導者層の職業的発達に関する細やかなプロセスを明らかにした点,指導者層の実態や意識・行動を実証的に明らかにした点である。キャリア支援者への期待は企業領域にとどまらず,教育・福祉・医療・司法など多領域に拡大しており,支援者を教育・指導できる指導者層を拡充することは喫緊の課題となっている。本研究を通した知見はキャリア支援者の指導者層の教育・支援への実践的な示唆につながり,社会的意義は高いと考えられる。
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