1. 法pベキのΘ作用素の像ImΘの元の重さ(フィルトレーション)に関する評価式の検討を行い、特別な場合に結果が得られた。2. かなり一般の場合において、法p特異モジュラー形式は全て、テータ級数の一次結合で表されることを示された。レベルや特異階数などによっては、対応するテータ級数のレベルの特定がなされた。3. 基礎体や、重さなどが特別な場合のHermiteモジュラー形式がなす有理整数環上の次数付き代数の具体的構造が決定された。4. 本研究期間以前より学術雑誌に投稿中であった論文で、本研究期間内に学術雑誌に掲載されたものが2件ある。
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