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2022 年度 研究成果報告書

離散極値構造の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K03399
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分12030:数学基礎関連
研究機関琉球大学

研究代表者

徳重 典英  琉球大学, 教育学部, 教授 (00217481)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード組合せ論 / 離散極値構造 / 交差族 / ハイパーグラフ / スペクトラルグラフ理論
研究成果の概要

本課題研究は、極値組合せ論の問題に現れる離散極値構造を明らかにし、またそのための手法について考察するものである。主な成果を二つ挙げる。(1) 有限体上のベクトル空間に置いて指定された「型」を含まない集合を定式化し、スライスランク法のみでは得られない上界を得た。(2) 多重交差族について、対応する行列のスペクラムを利用する手法を用いて解析し、多重交差族の測度の積の上界とそれを実現する構造を決定した。

自由記述の分野

組合せ論

研究成果の学術的意義や社会的意義

上に述べた成果のうち、(1)については「非退化な」解を含まない集合に関する研究において、より強い「非退化性」を定式化し解析したことに意義がある。この視点はこの分野に新しい方向を与え、その後、SauermannやEllenbergによってさらに発展している。交差族を調べる手法はいろいろあるが、現在のところ(2)の成果は固有値を用いる手法によってのみ得られており、この点に特徴がある。

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公開日: 2024-01-30  

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