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2020 年度 研究成果報告書

モータ駆動システムにおけるインバータ励磁時のコア損特性の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K04112
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分21010:電力工学関連
研究機関豊田工業大学

研究代表者

藤崎 敬介  豊田工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80373869)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードモータコア損 / 鉄損 / インバータ励磁 / キャリア周波数 / ビルディングファクタ / 正弦波励磁
研究成果の概要

モータコア損のビルディングファクタの研究として、リングによる正弦波励磁、インバータ励磁、モータの正弦波励磁、インバータ励磁のコア損を計測した。元来モータコアとして使用される電磁鋼板は、JIS,IECにより正弦波励磁での鉄損計測であった。しかしモータコアとして使用される場合にはPWMインバータ励磁となる。このため、モータ形状によるコア損増加要因と、インバータ励磁によるコア損増加要因とは異なるものといえる。その結果、インバータ励磁による鉄損増加は4 %であったが、モータ形状によるコア損増加は17 %であった。つまりモータコア損低減のためには、モータコア形状の研究が重要といえる。

自由記述の分野

工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでのモータコア損計測評価は、実使用条件のインバータ励磁下でのコア損計測を中心に行われていたが、これにより両者の分離が明確になり、モータの研究、設計の指針といえる。モータコア形状だけではなく,インバータ励磁方法に対しても総合的に議論できるようになった.

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公開日: 2022-01-27  

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