• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

コンクリートの圧密特性及び透水・脱水工法による品質改善効果予測に関する実験的研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K04450
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分23010:建築構造および材料関連
研究機関広島工業大学

研究代表者

坂本 英輔  広島工業大学, 工学部, 教授 (40583539)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードモルタル / コンクリート / 改良型圧密試験装置 / 調合推定 / 単位容積質量 / 圧縮強度 / セメント水比
研究成果の概要

フレッシュモルタルおよびコンクリートの圧密特性を明らかにするため,研究代表者が既報で用いた圧密試験装置の主な問題点を改善した改良型圧密試験装置を作製して,圧密試験を実施した。これにより,調合条件および圧密圧力がフレッシュモルタルおよびコンクリートの脱水量や硬化後の単位容積質量,圧縮強度およびセメント水比に及ぼす影響が明らかになった。また,透水・脱水工法による品質改善効果を把握するため,水セメント比の異なる真空脱水コンクリートおよび透水性型枠コンクリートの実大模擬供試体を用いた実験を実施した。これにより,処理面からの単位容積質量,圧縮強度およびセメント水比分布が定量的に明らかになった。

自由記述の分野

コンクリート工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

改良型圧密試験装置を作製して,フレッシュモルタルおよびコンクリートの圧密試験を実施し,調合条件および圧密圧力がフレッシュモルタルおよびコンクリートのフレッシュ性状や硬化後の性状に及ぼす影響を明らかにした。また,真空脱水コンクリートおよび透水性型枠コンクリートの実大模擬供試体を用いた実験を実施することで,それぞれの工法による品質改善効果を定量的に把握した。これらの成果により,透水・脱水工法を行ったコンクリートの表層からの品質改善効果を定量的に評価・推定するためのモデル構築の前段階に至ったと言える。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi