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2023 年度 研究成果報告書

メンタルヘルスフィールドとしての中山間地域農業の可能性に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K05868
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分41020:農業社会構造関連
研究機関岡山大学

研究代表者

駄田井 久  岡山大学, グローバル人材育成院, 准教授 (60346450)

研究分担者 二階堂 裕子  ノートルダム清心女子大学, 文学部, 教授 (30382005)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード中山間地地域 / 資源管理 / メンタルヘルス / 農作業の高価
研究成果の概要

農業経済学の視点と社会科学的な視点から社会的困難の緩和可能性を提示する。具体的には、農業体験および自然観賞によるストレス軽減効果を提示し,地域の農的環境触れる事の意味と棚田等の作業がもたらす様々な経済的価値について分析する。
地域の新しい価値の創造を検討し,特に農業体験・自然景観でのストレス軽減効果を都市農村交流のストレスコントロール・インターシップとして活用する方法論について検討した。また,条件不利地での農作業が作業者のストレス緩和や楽しく作業を続けられる環境にあり、「精神的作業性」が優位であることを提示しつつ,経済的な合理性だけではない中山間農業の価値創出を検討した。

自由記述の分野

農業経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

自身の経営での利潤最大化行動と多様な農業者(栽培方法違い,規模の大小,専業・兼業,年齢など)で形成されており非常にダイバシティ―に富んでいる産地(生産部会)としての戦略とが必ずしも一致しない事が多く,農業者が農業経営を行う上での不安の一つであることが示唆された。
岡山県内福祉事業所を対象として,農薬使用の有無,産地,価格,障がい者の関わりの有無の4属性を用いた選択型実験を適用した消費者の選好を計測した。農福連携による農産物のMWTP(限界支払い意思学)計測結果に基づき,“エシカル・バリュー(倫理的価値)”の創出可能性を検討した。消費者は様々なエシカルな価値を評価していることが明らかになった。

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公開日: 2025-01-30  

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