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2020 年度 研究成果報告書

新たなC型糖修飾責任酵素の同定と基質タンパク質の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 18K06137
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分43030:機能生物化学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

清水 史郎  慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30312268)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードC型糖修飾 / R-spondin2 / MFAP4 / ADAMTS4 / Isthmin-1
研究成果の概要

本研究課題はC型糖修飾の責任酵素の同定と新たな基質探索を目指したものである。期間中に、責任酵素同定のため、C型糖修飾を簡便に検出する方法を開発することができた。さらに、R-spondin2、MFAP4、ADAMTS4そしてIsthmin-1を新たなC型糖修飾の基質タンパク質として同定することができた。それぞれの基質タンパク質は機能解析も行い、C型糖修飾が種々のタンパク質において重要な役割を担っていることが示された。

自由記述の分野

糖質科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ポストゲノム時代においてタンパク質の性質を理解することは重要である。特にヒトタンパク質は多くの翻訳後修飾を受けることで活性が制御されているため解析が困難である。本研究課題では、翻訳後修飾の中でも最も解析が遅れていた糖修飾に着目したものである。中でもC型糖修飾は報告されている基質タンパク質の数が少なく未解明な点が多いが、本研究により新たに4つの基質タンパク質を同定することができた。この中のいくつかは疾病に関連するものもあるため、当該研究分野に多大な貢献をすることができた。

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公開日: 2022-01-27  

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