身体装着型(ウェアラブル)デバイスに関する研究がデジタルヘルスケアの観点から注目されており、心拍数や呼吸量、運動量、カロリー消費量などの生体情報を計測する到着型の生体物理情報計測デバイスが開発・実用化されている。汗、涙、唾液などの生体サンプル中の代謝物を、酵素反応などの生化学的手法に基づいて計測するウェアラブルバイオセンサは、身に着けるだけで日常生活における体調・健康状態を「見える化」することができ、健康維持・健康管理・病気の予防にとどまらず、将来起こりやすい病気を疾患の発症前に診断・予測し介入する先制医療を実現するための次世代ヘルスケア機器として期待される。
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