研究課題/領域番号 |
18K07439
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
橋本 直子 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (10724875)
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研究分担者 |
田中 知明 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (50447299)
高野 博之 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (60334190)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 細胞老化 / ncRNA / エピゲノム / 動脈硬化 |
研究成果の概要 |
がんや糖尿病、動脈硬化症など加齢疾患の発症が増加する中、エピゲノム制御機構が様々な疾患に関わることが解明されつつある。本研究では、次世代型シーケンサーを用いた細胞老化特異的な長鎖ノンコーディングRNA (lncRNA)のエピジェネティクス・トランスクリプトーム制御の解析を行い、老化細胞で特異的に高発現する候補配列を同定し、機能解析を行った。また、幹細胞性制御とがん抑制作用の接点で作用するp53とlncRNAにも着目して、p53誘導型lncRNAによるヒトES細胞の生存と未分化性の維持機構に関する検討を行い、p53誘導型lncRNAがES細胞の未分化性に寄与することを見出した
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自由記述の分野 |
代謝内科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化に伴い、がん、糖尿病や高血圧、動脈硬化症などの加齢疾患の発症が増加している。長鎖非コードRNA(lncRNA)は、エピゲノム制御を介して発生やがんなど様々な生命現象に重要であることがわかってきた。本研究によって、細胞老化に伴い複数の長鎖非コードRNAがp53依存的に発現誘導されることを解明し、老化の病態制御に影響する可能性が示唆された。今後、加齢疾患の予防や治療、健康長寿へ向けたバイオマーカーや創薬の開発に発展することが期待される。
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