研究成果の概要 |
初代培養神経細胞を培養48時間後に固定し、特にNLGN3のS745リン酸化抗体で染色した神経細胞で軸索先端が強く染まっていた。培養神経細胞にKinase inhibitor (TAOK2i, TNIKi, CDKL5i, LRRKi, GAKi, AKTi, RO48)添加したプレ―トにおいてDMSOのみ添加のコントロールに比して神経突起長、シナプス数が有意に減少していることを確認した。そのうちSGC-GAK-1は近年確立された非常に選択性の高い阻害剤であり、そのリン酸化阻害作用が特に神経発達に負の影響を与えるという結果を得た。
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