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2020 年度 研究成果報告書

慢性肉芽腫症の治療をmRNAのスプライシングを利用して行う。

研究課題

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研究課題/領域番号 18K07804
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関川崎医科大学

研究代表者

栗林 太  川崎医科大学, 医学部, 教授 (60251443)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードNADPHoxidase / 活性酸素 / NOX / 好酸球 / 好中球 / 7D5
研究成果の概要

研究代表者等はこれまで「活性酸素」の研究を行ってきた。体内で発生する活性酸素は一般的に体に悪いものとして考えられている。例えば、動脈硬化や梗塞後に産生される活性酸素は臓器細胞を障害する。そのため、活性酸素除去のための様々な機構を人体は備えている。細菌にも類似機構が存在し、殺菌のために宿主が産生する活性酸素から逃れる。体内の活性酸素の過剰も人体に害を及ぼすが、ヒトが活性酸素を発生しなくなると、細菌感染から自身を防御することができなくなり、感染症を繰り返す。本課題は後者、即ちヒトの感染防御のために活性酸素がどのように必要なのか、そして治療方法についての研究である。

自由記述の分野

生化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでの科研費で活性酸素と生体との関係を明らかにしてきた。特に白血球による殺菌機構の解析や活性酸素の生成に関わる好中球NADPHオキシダーゼ(NOX family)の解析を行ってきた。例えば、内皮細胞に発現する活性酸素とVEGFR2の関係を明らかにし(J Biol Chem. 295:11877, 2020)、白血病細胞の治療機序を解析した(Biosci Biotechnol Biochem. 84:2319, 2020)。2021年には食物に含まれるフラボンがNOX2発現を制御することを著した(Fundamental Toxicological Sciences 8:53, 2021)。

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公開日: 2022-01-27  

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