神経発達症のある学童へのSummer Treatment Program(STP)および保護者へのParent training(PT)の前後で唾液中のコルチゾールを測定し、診断や治療効果評価に使えるかを検討した。STPがCOVID-19のため実施できずデータ得られず。PT前後の保護者47名のPOMSおよび唾液コルチゾールを測定した。受講前後のコルチゾールにおいて、PT受講前と後の各時点での寝る前と起床時のコルチゾールの間には有意差を認めた(朝のコルチゾール>寝る前のコルチゾール)。一方、PT前・後比較でコルチゾール、POMSとも有意差は認めらず保護者の治療評価には使えないと思われた。
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