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2020 年度 研究成果報告書

新規網羅的RNA解析技法を用いた性腺体細胞の転写分子制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K07839
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

鹿島田 健一  東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (80451938)

研究分担者 森尾 友宏  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30239628)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードエンハンサー / 転写制御 / 卵巣 / 生殖医療
研究成果の概要

マウス胎仔性腺体細胞のeRNA活性の定量化を利用し、卵巣特異的因子(Wnt4, Rspo1, Foxl2, Bmp2, Fst)のうち、Wnt4およびRspo1のエンハンサーとおもわれる領域の同定した。ヒトにおいても相同性が保たれている領域で、早発閉経や、46,XX 性分化疾患患者における同領域の検索を行ったところ稀な多型を見出し、同疾患の病態の一端を明らかにした。

自由記述の分野

小児科

研究成果の学術的意義や社会的意義

性腺発生における転写ネットワーク制御解析において、eRNAを利用したエンハンサー候補領域の同定はまだ試みられたことがない。我々の研究は比較的簡便なeRNAを利用し、エンハンサー候補領域の同定が可能であることを示すものであり、今後卵巣発生の制御機構の解明へ大きく推し進めることが期待される。
さらに治療法予防法が明らかでない卵巣機能不全患者(早発閉経を含む)に対する早期医療介入などの治療法、予防法確立にも寄与する可能性がある。

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公開日: 2022-01-27  

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