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2020 年度 研究成果報告書

デノスマブによる心血管イベント抑制効果評価のための多施設共同研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08030
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

小澤 拓也  新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (70467075)

研究分担者 柳川 貴央  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (10625586)
高山 亜美  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80812916)
池上 龍太郎  新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (20815360)
須田 将吉  新潟大学, 医歯学総合病院, 専任助教 (70714509)
久保田 直樹  新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (20840226)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード冠動脈石灰化 / RANKL / 骨粗鬆症
研究成果の概要

デノスマブ投与による冠動脈石灰化抑制効果の検証を行ったが、本研究は必要症例数確保困難なため研究中止となった。登録した一例は84歳男性、原発性骨粗鬆症の診断あり。ベースラインのCACスコア 477.4、Volumeスコア4.777cm2であった。アレンドロン酸投与群に割り振られ、投与期間終了後CACスコアは606.8、Volumeスコアは6.073cm2であり、投与前と比べてそれぞれ%⊿CAC/48週は+27%、%⊿volume スコア/48週は+27%であった。過去の報告から冠動脈石灰化進行の自然歴は+30%前後と報告されており本結果はそれに合致していた。

自由記述の分野

循環器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

冠動脈石灰化を認める原発性骨粗鬆症患者におけるデノスマブ投与による冠動脈石灰化抑制効果が証明されれば、冠動脈狭窄病変へ対するカテーテル治療やバイパス術の成功率の上昇が期待できるだけでなく、心血管イベントや予後を改善する可能性も示唆され、大幅な医療費節減に繋がると考えられ、その社会的意義は極めて大きいものと考えられたが、残念ながら継続困難のため試験中止となった。

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公開日: 2022-01-27  

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