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2020 年度 研究成果報告書

多重遺伝子変異導入モデルマウスを用いた悪性中皮腫発症機序解明と治療標的分子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 18K08161
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

木島 貴志  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (90372614)

研究分担者 南 俊行  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (00705113)
吉川 良恵  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (10566673)
大村谷 昌樹  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (60398229)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード悪性中皮腫 / モデルマウス
研究成果の概要

BAP1は悪性中皮腫(Malignant Mesothelioma: MM)やぶどう膜黒色腫他の易罹患性遺伝子である。我々はUBE2O遺伝子のゲノム増幅をMMで検出した。293TやU2OS細胞では、UBE2O(ユビキチン結合酵素)はBAP1(脱ユビキチン化酵素)に対して拮抗的に働き、BAP1のユビキチン化を介して細胞内局在を変え機能制御すると報告されるが、MMでは確認されなかった。中皮におけるUBE2O増幅の意味を解明するため、中皮特異的UBE2Oノックインマウスを作製中である。

自由記述の分野

内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

UBE2O遺伝子はE2/E3 hybrid ubiquitin-protein ligaseであり、そのユビキチン化基質は多数報告される。結果、UBE2Oの機能は多彩で細胞種により報告が異なる。悪性中皮腫とUBE2O遺伝子増幅に関する報告はなく、その意義も明らかではない。中皮特異的UBE2Oノックインマウスを用いた研究により、悪性中皮腫発症・進展への寄与が明らかになれば、その阻害剤が治療法の開発につながる可能性がある。

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公開日: 2022-01-27  

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