研究課題/領域番号 |
18K08301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
福島 聡 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (50398210)
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研究分担者 |
尹 浩信 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (20282634)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | メラノーマ / iPS細胞 / マクロファージ / がん免疫療法 / 腫瘍微小環境 / 免疫細胞療法 / サイトカイン / 免疫チェックポイント分子 |
研究成果の概要 |
B6マウスに同一の遺伝的背景を持つマウスメラノーマを播種させ、同系統のiPS細胞由来M1マクロファージ(iPS-MP)で治 療する実験系を用いて研究を行った。OX40Lの遺伝子導入を行なったiPS-MPは、遺伝子改変なしのiPS-MPよりも、有意に腫瘍の播種を抑制した。モデル抗原(OVA)とOVA発現マウスメラノーマ(MO4)を用いた実験において、OVAペプチドを負荷したiPS-MP-OX40Lの投与によりマウス体内でOVA特異的細胞障害性T細胞が脾臓や腫瘍局所で増加することを確認した。腫瘍内浸潤リンパ球の中においては、制御性T細胞を減少させ、エフェクターT細胞が増加した。
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自由記述の分野 |
腫瘍免疫
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、がん免疫療法の有効性が明らかとなっていが、その有効率は未だ十分ではない。どうやったら現在の免疫療法が無効な患者に対して、有効な治療法を確立することができるか、その答えのひとつとして、iPS細胞を用いた遺伝子改変免疫細胞療法を提案する。免疫を活性化する分子を発現させたiPS細胞由来マクロファージはマウスモデルで強い効果を示した。またその安全性も確認した。
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