研究課題/領域番号 |
18K08520
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大中 佳三 九州大学, 医学研究院, 講師 (30325518)
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研究分担者 |
古庄 憲浩 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (10346786)
山本 健 久留米大学, 医学部, 教授 (60274528)
池崎 裕昭 九州大学, 医学研究院, 准教授 (70838482)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 2型糖尿病 / ゲノム / エピゲノム |
研究成果の概要 |
2型糖尿病は遺伝因子と環境因子が関与する多因子疾患である。本研究では九州大学福岡コホート研究のデータを用いて、新規糖尿病罹患者群と年齢、性別等をマッチした対照者群で2型糖尿病感受性遺伝子のエピゲノム変化(DNAメチル化)の糖尿病発症への影響を前向きに検討するとともに、2型糖尿病感受性遺伝子のDNAメチル化に及ぼす生活習慣要因の影響について検討を行った。検討した遺伝子のプロモーター領域のCpG配列のシトシンメチル化と喫煙には弱い関連が認められたが、糖尿病新規罹患との関連は有意ではなかった。異なる集団でのさらなる検討も必要と考えられた。
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自由記述の分野 |
内分泌・糖尿病
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2型糖尿病は遺伝因子と環境因子が関与する多因子病である。ゲノムワイド関連解析研究により同定された多くの感受性遺伝子はその遺伝的要因の一部しか説明できず、DNA塩基配列以外の遺伝情報であるエピゲノムが注目されている。本研究は九州大学福岡コホート研究のデータを基に2型糖尿病感受性遺伝子のエピゲノム変化の糖尿病発症への影響を前向きに検討したすることを目的とした。検討した遺伝子のプロモーター領域のCpG配列のシトシンメチル化と喫煙には弱い関連が認められたが、糖尿病新規罹患との関連は有意ではなかったため、今後は他の集団での検討が必要と考えられた。
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