• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

肝様腺癌の病態解明と新規抗体による治療戦略の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K08686
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関宮崎大学

研究代表者

高橋 伸育  宮崎大学, 医学部, 助教 (20404436)

研究分担者 豊嶋 典世 (青山典世)  宮崎大学, 医学部, 講師 (10468035)
澤口 朗  宮崎大学, 医学部, 教授 (30336292)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード肝様腺癌 / 三次元培養
研究成果の概要

当研究室で樹立した十二指腸乳頭部から発生した肝様腺癌細胞株(VAT-39)と同様に肝様腺癌由来で血清AFPを産生する細胞株FU97とGCIYを入手しRNAの抽出を行った。当研究室では細胞株をコラーゲンゲル内で三次元培養するという実験を試みており、すでに膵癌の細胞株では三次元培養を確立し、光顕、電顕的解析を行っている。この方法を肝様腺癌細胞株に応用し、三次元培養を行った。今後はこれらの細胞株に対して肝細胞癌に発現する蛋白であるGPC3をRNAiの手法を用いて発現を低下させ、コントロールと比較して三次元的な発育が制御されるのかどうかを検証する予定である

自由記述の分野

細胞培養、超微形態解析

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、当研究室で樹立された肝様腺癌細胞株を用いて遊走、浸潤に関わる因子を同定し、有効な治療戦略を確立することを目標とした。そこで、当研究室で樹立した細胞株であるVAT-39と、同様に肝様腺癌細胞株であるFU97とGCIYを入手し三次元培養を行った。この過程で、コラーゲンゲルの厚みやゲル内に添加する物質、培地の量、気相‐液相界面法の有効性に関する検討を行い、細胞株FU97とGCIYに適した培養条件を確立した。また高転移株の作成を目標とした培養系を樹立することができた。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi