研究課題/領域番号 |
18K08992
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
石井 暁 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (30467469)
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研究分担者 |
青木 友浩 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (40633144)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | macrophage / inflammation / cerebral aneurysm / iron oxide / nanoparticles / fluorescent imaging / indocyanine green |
研究成果の概要 |
脳動脈瘤の形成と増大に慢性炎症が関係しており、その過程にマクロファージが重要な役割を果たしている。実験的脳動脈瘤モデルに投与したインドシアニングリーン標識酸化鉄ナノ粒子を用いた近赤外蛍光イメージングにより、近赤外蛍光が脳動脈瘤と脳血管で検出され、病理学的には近赤外蛍光はマクロファージの局在と相関していた。本研究結果により、脳動脈瘤と脳動脈瘤形成の初期病変と考えられる脳血管におけるマクロファージを標的とした慢性炎症の近赤外蛍光イメージングの可能性を示した。
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自由記述の分野 |
脳動脈瘤
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インドシアニングリーン標識酸化鉄ナノ粒子を用いた近赤外蛍光イメージングは、3次元的なマクロファージの発現様式を可視化できるため、動脈瘤壁への血行力学的ストレスとの関連性を評価することで、更なる基礎研究の発展に繋がる可能性がある。生体で使用できれば、リアルタイムにマクロファージを標的とした慢性炎症の局在を検出することが可能となる。そのため、脳動脈瘤に対する開頭クリッピング術中に脳動脈瘤と脳血管の慢性炎症を検出して、手術支援と脳動脈瘤根治率の向上に寄与する可能性がある。
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