研究成果の概要 |
着床不全(RIF)や不育症(RPL)に対し甲状腺,免疫,子宮内環境の精査加療をOPTIMUM treatment strategy(以下OPTIMUM)と名付け臨床研究を行った。RIFでOPTIMUM群とcontrol群のそれぞれの初回胚移植の妊娠継続率は31例(57.4%),6例(21.4%)(p<0.01)で,RPLでそれぞれの初回妊娠後の生産率は78.1%,42.3%(p=0.002)でOPTIMUM群が有意に高かった。OPTIMUMは世界で初めてRIFとRPLを同時に治療が可能な方法である。この論文以外にも英文15本論文をまとめた。
|