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2022 年度 研究成果報告書

ヒト子宮内膜脱落膜化過程における細胞老化調節機構を介した胚受容機序の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09273
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

黒田 恵司  順天堂大学, 医学部, 非常勤講師 (60459162)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード不妊症 / 不育症 / 体外受精 / 子宮内膜 / 慢性子宮内膜炎 / 着床不全 / 妊娠 / 流産
研究成果の概要

着床不全(RIF)や不育症(RPL)に対し甲状腺,免疫,子宮内環境の精査加療をOPTIMUM treatment strategy(以下OPTIMUM)と名付け臨床研究を行った。RIFでOPTIMUM群とcontrol群のそれぞれの初回胚移植の妊娠継続率は31例(57.4%),6例(21.4%)(p<0.01)で,RPLでそれぞれの初回妊娠後の生産率は78.1%,42.3%(p=0.002)でOPTIMUM群が有意に高かった。OPTIMUMは世界で初めてRIFとRPLを同時に治療が可能な方法である。この論文以外にも英文15本論文をまとめた。

自由記述の分野

生殖医療

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の研究により何度の体外受精を行っても妊娠できない不妊症や流産を繰り返す不育症の多くの方が妊娠に導くことができることがわかった。もともと着床不全や原因不明不育症は、確立された治療法がなかった。科研費をもとに行ってきた我々の基礎および臨床研究をもとに、治療法が前進し現在問題になっている少子化に寄与すると思われる。

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公開日: 2024-01-30  

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