研究成果の概要 |
卵巣癌細胞株に、RXR agonistであるベキサロテンを10μM,20μMの濃度で48時間添加したところ、細胞数は有意に減少し、hTERTのmRNAレベルがそれぞれ、37%, 6.4%有意に低下した。また、Luciferase assayでも、ベキサロテンの添加によって有意にpromoter活性の低下を認めた。培養上清中のLDH活性は、10μM以上の濃度で有意に増加することが明らかとなり、ベキサロテンが細胞死を誘導していることが明らかとなった。 ベキサロテン刺激4時間後より、パイロトーシスマーカーであるカスパーゼ4およびガスダーミンEが活性化を誘導することが明らかとなった。
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