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2020 年度 研究成果報告書

リキッドバイオプシーを用いた卵巣癌の術前組織診断法と卵巣癌予測診断法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09308
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

山口 建  京都大学, 医学研究科, 講師 (20378772)

研究分担者 馬場 長  岩手医科大学, 医学部, 教授 (60508240)
万代 昌紀  京都大学, 医学研究科, 教授 (80283597)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード婦人科がん / リキッドバイオプシー / DNAメチル化 / SNV
研究成果の概要

卵巣癌組織を用いた網羅的DNAメチル化解析から、明細胞癌において機能的に重要と思われDNAメチル化により制御されている活性化遺伝子は22遺伝子、抑制遺伝子は276遺伝子あった。卵巣明細胞癌を用いたエクソームシークエンス解析から、明細胞癌では、KRAS-PI3Kシグナル、MYC-RBシグナル、SWI/SNF複合体に関わる遺伝子に、SNVsやコピー数異常が多いことがわかった。卵巣癌、子宮内膜症の患者、健常人の血液からcell free DNAの濃度を測定すると、進行期卵巣癌、早期卵巣癌、子宮内膜症、健常人の順に濃度が高くなることがわかった。

自由記述の分野

婦人科腫瘍

研究成果の学術的意義や社会的意義

卵巣明細胞癌に特徴的なDNAメチル化やコピー数異常、SNVを明らかにした。これはリキッドバイオプシーの検査対象になり得ると考える。健常人、子宮内膜症、卵巣癌患者のcell-free DNAの濃度を測定し、実現性を検証した。

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公開日: 2022-01-27  

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