研究課題/領域番号 |
18K09612
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
福田 光男 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (40156790)
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研究分担者 |
林 潤一郎 愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (30350937)
藤村 岳樹 愛知学院大学, 歯学部, 招へい教員 (40749892)
岩村 侑樹 愛知学院大学, 歯学部, 歯学部研究員 (90783035)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 歯周病 / レーザー治療 / 光線力学療法 |
研究成果の概要 |
レーザーとインドシアニングリーンナノ粒子を使った抗菌光線力学療法を開発し、試験研究を行った。SPT期の歯周病患者40名を実験群とコントロール群に無作為にわけ、ポケット内細菌のコントロールが基礎研究で得られた条件で可能かを検討した。認定臨床研究審査会の審査を経て、臨床研究を実施した。結果歯周ポケット外からのレーザー照射で、ポケット内細菌の除去は可能であった。疼痛の発生はなく、安全性の確認ができた。レーザーの照射条件については、レーザーの照射時間を3分から、5分に延長することが必要なことが判明した。
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自由記述の分野 |
歯周病学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯周治療におけるSPTのメインテンス治療では、従来スケーラーなどによるポケット内清掃が主体であった。これを生体に刺激少ないレーザーと光感受性物質を使った新しい治療法を開発している。この方法は生体に対して、痛みなどの不快症状がないため、繰り返し行う処置として臨床的意義がある。
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