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2023 年度 研究成果報告書

骨成長因子・骨再生材料を用いた唇顎口蓋裂患者の顎裂部骨移植術の臨床的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09750
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関琉球大学

研究代表者

西原 一秀  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (30253892)

研究分担者 西村 正宏  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (00294570)
岐部 俊郎  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (50635480)
後藤 尊広  琉球大学, 病院, 講師 (60578912)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードcleft lip and palate / bone grafting / bone growth factor / bone substitute
研究成果の概要

本研究では、顎裂部骨移植術の移植骨に用いられる自家骨の代わりに骨成長因子および人工骨再生材料が適切な骨架橋の形成や術後の矯正治療が可能かを検討した。
最初に骨架橋の正確な評価のため三次元的評価方法を確立することとした。骨移植術後のCBCT画像を用いて、新たに設定した計測平面で骨架橋の高さ、骨幅を測定したところ、三次元的評価は骨架橋の評価に有効であった。次に、研究分担者の岐部らは、コラーゲン使用人工骨材料による骨移植術では顎裂部に適切な骨架橋の造成を認め、同部位に歯の移動による矯正治療は可能であったと述べている。したがって、それらの材料は自家骨に代わる人工骨再生材料に有用であることが示唆された。

自由記述の分野

oral and maxillofacial surgery

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨移植術で用いられる移植骨は自家骨が多く、骨移植術を行う低学年の患者では自家骨採取などに伴う痛みや術直後の歩行障害など負担はかなり大きいのが現状である。それらの負担を軽減するために、自家骨の代わりに骨成長因子ならびに骨再生材料を用いて骨移植術を行うことが、可能となれば患者・家族の負担は軽減する。したがって、本研究はそれらの人工骨再生材料の開発に寄与することができると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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