研究課題/領域番号 |
18K09844
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
|
研究機関 | 神奈川歯科大学 (2019-2020) 昭和大学 (2018) |
研究代表者 |
山口 徹太郎 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 教授 (40384193)
|
研究分担者 |
芳賀 秀郷 昭和大学, 歯学部, 講師 (00736655)
高橋 正皓 昭和大学, 歯学部, 講師 (10736713)
冨田 大介 昭和大学, 歯学部, 助教 (40805842)
槇 宏太郎 昭和大学, 歯学部, 教授 (80219295)
中脇 貴俊 昭和大学, 歯学部, 普通研究生 (90783522)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
キーワード | 咬合異常 / ヒトゲノム / 顎顔面頭蓋 / セファロ / コーンビームCT |
研究成果の概要 |
約1000人の対象者から多因子形質の遺伝的原因を解明する有力な手法である「網羅的ゲノム解析」を用いて顎顔面形態に関与する遺伝因子を探索した。網羅的ゲノム解析とターゲットリシークエンスを平行して推し進め、既知の遺伝子のみならず、新規の、あるいは機能が明らかにされていない遺伝子を探索した。他集団の表面形状において関連を認めるSNPs(一塩基多型)について、セファロ(側面・正面)と歯・顎顔面用コーンビームCT画像からの詳細な形態解析情報による再現検証を行った。
|
自由記述の分野 |
歯科矯正学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの顎口腔領域に関連した疾患・形質に関与する遺伝因子についての研究は先天性疾患や遺伝子改変動物の表現型、ならびに集団遺伝学の応用に基づく「候補遺伝子関連解析」が実施されてきた。しかし、歯の形態や頭蓋顎顔面形態をはじめとする顎口腔領域に関連した形質のほとんどは多因子形質である。本研究は網羅的ゲノム解析という先進的な研究手法を応用し顎顔面形態に関与する新規の、あるいは機能が明らかにされていない遺伝因子を解明する。遺伝因子の解明は病態の理解、発症リスクの予測(遺伝子診断)あるいは予防法の確立など歯科臨床に寄与する。
|