• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

高度医療受療している小児在宅患者に対する遠隔診療を導入した口腔管理システムの構築

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K09893
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関日本歯科大学

研究代表者

町田 麗子 (榎本麗子)  日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (00409228)

研究分担者 菊谷 武  日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (20214744)
田村 文誉  日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (60297017)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード摂食嚥下リハビリテーション / 摂食嚥下障害 / 遠隔診療 / オンライン診療 / 小児在宅医療 / 小児在宅歯科医療
研究成果の概要

小児在宅患者にオンラインを併用した口腔管理システムを構築することを目的とした調査を行った。アンケートから摂食指導はオンラインが外来より日常と変わらない子どもの状態で受診できる期待が窺えた。次に、オンラインの併用と対面のみの摂食指導の効果の調査では、オンラインの併用は対面のみと同等の効果が得られた。また医療的ケア児に対するオンラインを併用の在宅での摂食指導では、人工呼吸器使用、経口摂取の有無、オンライン開始までの期間、他職種同席の4項目がオンライン併用でその効果を阻害しないと推察され、医療的ケア児を含む障害児者に対する摂食指導の手法としてオンラインは有用であることが示唆された。

自由記述の分野

摂食嚥下リハビリテーション

研究成果の学術的意義や社会的意義

オンラインを併用した口腔管理システムは研究計画当初の日常と同等の評価が可能であることに加え、Covid-19の感染拡大により感染予防として大きな期待が寄せられている。今回の調査より、医療的ケア児を含む障害児者に対する摂食指導の手法としてオンラインが有用であることが示唆された。今後、高度医療を受療している小児在宅患者と家族のQOLに寄与するためにオンラインを併用した口腔管理システムの応用が期待できる。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi