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2022 年度 研究成果報告書

歯牙喪失における遺伝子環境交互作用に関する研究:ゲノムワイド関連解析を用いた検討

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09908
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関広島大学

研究代表者

内藤 真理子  広島大学, 医系科学研究科(歯), 教授 (10378010)

研究分担者 若井 建志  名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50270989)
中杤 昌弘  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (10559983)
松井 大輔  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20613566)
渡邉 功  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10636525)
三宅 達郎  大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (40200141)
伊藤 博夫  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (40213079)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード歯数 / ゲノムワイド関連解析
研究成果の概要

日本多施設共同コーホート研究(J-MICC研究)の静岡地区、大幸研究、京都フィールド参加者のうち、3,074名を対象としてゲノムワイド関連解析(GWAS)データ解析を実施した。J-MICC研究では、35-69歳の参加者を対象に、共通のプロトコルにて生体試料や生活習慣、健康状態等のデータを収集している。GWASデータ解析では、年齢、性別、BMI、喫煙等を調整因子とした。有意水準は5×10(-8)に設定した。その結果、ゲノムワイド有意水準に到達した一塩基多型(SNP)(rs75073920)が認められた。同定されたSNPについて、静岡地区および大幸研究の生体試料を用いて再現性の検証を実施した。

自由記述の分野

疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯牙喪失につながる歯周病や齲蝕をアウトカムとしたGWAS研究報告は認められるものの、分子疫学分野において歯数に関する研究報告はいまだ少ない状況である。遺伝学的背景や環境が異なる集団での外的妥当性は不明であり、日本人を対象とした検討の必要性も増している。歯牙喪失にかかわる環境要因として、性や年齢以外に、喫煙や糖尿病罹患、精神的健康度、身体活動度など多数報告されている。様々な環境要因を含めた、歯牙喪失の遺伝子環境交互作用に関する検討は重要な意義を持つ。本研究成果は生涯を通じた口腔の健康づくりに資するものと考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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