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2020 年度 研究成果報告書

ダウン症児OSASの原因部位特定と上顎側方拡大・MFT併用療法の有効性の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09916
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

橋口 真紀子  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (10457658)

研究分担者 丸山 慎介  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (00773780)
岩崎 智憲  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (10264433)
山崎 要一  鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (30200645)
村上 浩史  昭和大学, 歯学部, 助教 (30756739)
佐藤 秀夫  鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (40507125)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードダウン症 / 小児OSAS / MFT
研究成果の概要

ダウン症患者の睡眠に関するアンケートを行った。それによりダウン症児は定型発達児と比較して口呼吸、いびき、睡眠中の呼吸停止の頻度が多かった事が明らかとなった。これによりダウン症児のOSAの罹患率は高いと考察された。コロナ禍にありダウン症児に対しての診察がままならない状況となりデータ収集が困難となったため定型発達児に口腔内装置を使いながら常時MFTを実施し、舌位の改善を図り、小児OSAの使用前後でのPSG測定を測定した。数名のデータのみであるが改善した数値を認めた。今後も被験者を増やし、データを収集する事で有意な差を認めると考えられる。

自由記述の分野

小児歯科

研究成果の学術的意義や社会的意義

ダウン症児のOSAに対して口腔内装置やMFTが重要な役割を果たすと考えられる。今回の研究ではまだまだ不十分であるが、手術などの侵襲の大きなものではなく、口腔内装置装着や機能訓練などで改善されることが証明されれば、患者本人への負担もだが家族への負担も軽減されると考えられる。またダウン症児のみでなく、あらゆる世代のあらゆる疾患の睡眠時無呼吸症候群の軽減、改善で全身的疾患の罹患も減少させることができ、このことは医療費の削減にも繋がり社会的に重要な研究と考えている。

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公開日: 2022-01-27  

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