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2023 年度 研究成果報告書

妊娠中絶に対するアンチスティグマへの取り組みに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K09956
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関駒沢女子大学

研究代表者

杵淵 恵美子  駒沢女子大学, 看護学部, 教授 (60245389)

研究分担者 水野 真希  駒沢女子大学, 看護学部, 准教授 (60547181)
吉田 安子  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (40285010)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード人工妊娠中絶 / スティグマ
研究成果の概要

日本人女性の妊娠中絶に対するスティグマ意識を測定する尺度開発のために、海外において開発されたスティグマ尺度SABAS(Stigmatizing attitude, beliefs and actions scale)、およびセルフスティグマ尺度ILAS(Individual Level Abortion Stigma Scale)を用いて調査を実施した。因子分析の結果、SABASおよびILAS共に因子数と構成項目に原版との違いが見られた。因子構成や因子数を修正することにより、スティグマ尺度作成のための枠組みを構築することが可能ではないかと考えられた。

自由記述の分野

生涯発達看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本社会にはスティグマ(stigma)化された妊娠中絶に対するイメージがある。スティグマは妊娠中絶を希望する女性自身の心身に悪影響を与え、女性をケアする看護職者へも影響を与える。スティグマ尺度により日本人女性の妊娠中絶に対するスティグマを客観的に測ることが可能になる。この尺度を利用することで、看護職者は自分の価値観に気づきケアを振り返る機会となり、特にケアが必要とされる女性を事前に把握することができる。妊娠中絶のケアに携わる看護職者がもつ偏見や先入観への教育支援、中絶を希望する女性への心理的ケア方法の開発にも利用でき、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの観点からも女性の人権の擁護が期待できる。

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公開日: 2025-01-30  

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