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2023 年度 研究成果報告書

行政が仕掛けたプラチナ事業による効果測定ー行動変容の有無を中心に

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10010
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関常葉大学 (2020-2023)
帝京平成大学 (2018-2019)

研究代表者

林原 好美  常葉大学, 健康プロデュース学部, 准教授 (40758603)

研究分担者 児玉 浩子  帝京平成大学, 健康メディカル学部, 特任教授 (00093386)
可知 謙治  つくば国際大学, 医療保健学部, 教授(移行) (30709697)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード介護予防事業 / 高齢者
研究成果の概要

I市のプラチナ事業(介護予防事業の参加によってポイントがもらえ、貯まると金券としてI市内で使用できる)に注目し、介護予防事業の1つ、シルバーリハビリ体操教室に参加している高齢者に、2018年3月~2020年2月計6回、この事業に参加する動機、運動継続に関する意識調査を行った。441名(年齢66-90歳)から回答を得た。この事業に参加するきっかけとなった最も強い理由は「健康」だった。また「ポイント付与」による「お得感」を感じていた。高齢者に対する介護予防事業において、「お得感」を盛り込んだ介護予防事業を開催することは、行動変容を促すための動機づけ手段、運動継続性の有効手段になりうると考えられた。

自由記述の分野

公衆衛生

研究成果の学術的意義や社会的意義

医療保険給付費および介護給付費の抑制は喫緊の課題である。近い将来、団塊の世代は医療費および介護サービスを最も利用する後期高齢者になり、働く世代は減少するため、保険の財源確保は今以上に厳しくなる。その対策として介護予防事業が始まり、報告されているが先の課題を克服するものではない。1市の物欲に働きかけ行動変容を起こし健康の保持増進に つなげている介護予防事業(プラチナ事業)に注目した。行動変容の要因を明らかにし、行動変容に関与した新規の介護予防事業を提案・普及することで、要介護状態の高齢者を予防することになり、医療保険給付費および介護給付費の抑制に貢献すると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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