研究課題/領域番号 |
18K10058
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
遠藤 整 東海大学, 医学部, 講師 (10550551)
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研究分担者 |
大和田 賢 東海大学, 医学部, 助教 (40756409)
住吉 秀明 東海大学, 医学部, 講師 (60343357)
阿部 幸一郎 東海大学, 医学部, 准教授 (90294123)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 次世代影響 / THAラット / 学習能力 |
研究成果の概要 |
健全な子供の発育において、発生過程における環境因子への曝露は次世代の高次脳機能に大きな影響を与えることが知られている。しかしながら、発達期における次世代の学習や記憶に与える影響を評価する方法は確立していない。高学習能モデル動物であるTokai High Avoider (THA)ラットは、発生工学技術に伴う環境変化や妊娠期のストレスによる仔の学習機能に及ぼす影響を感度良く捉えることが可能であった。また、母体の表現型がTHAラットの高学習能を支える要因になっていることが示唆された。本研究により、THAラットは、高次脳機能への影響を評価する上で非常に有用な実験モデル動物になることが考えられた。
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自由記述の分野 |
予防医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
健全な子供の発育において、出生前の母体環境や出生後の発育環境について注視することに大きな社会的意義がある。近年では、様々な生殖補助医療技術が急速に進歩・普及しする一方で、出生した子供の健康影響について高次脳機能の側面から評価がなされていない。本研究で得られた成果は、母体環境の変化によって引き起こされる次世代の認知機能への影響について適切に評価する方法を提案するものである。周産期ケアに対する新規かつ重要な情報提供の一助となり、次世代を担う子供たちの健やかな発育を考える上で大きな礎になるものと考えられる。
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