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2021 年度 研究成果報告書

MCIscreenおよびSAFを用いた軽度認知障害早期診断の有用性の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10105
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
研究機関愛媛大学

研究代表者

伊賀瀬 道也  愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (90314955)

研究分担者 越智 雅之  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (80648171)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード軽度認知障害 / 終末糖化産物 / 脈波伝搬速度 / シミ
研究成果の概要

カゼイン加水分解物(CH)は脈波伝播速度(baPWV)で評価する動脈硬化を改善する。顔の色素沈着(シミ)は動脈硬化症に正関連し、両者は終末糖化産物(AGE)に関連している。一方でシミとAGEsへのCHの影響は知られていない。本二重盲検試験ではCHが80名の対象者のシミを改善するかどうかを評価した。参加者はCHまたはプラセボ(P)のいずれかを48週間摂取した。シミ、baPWV、およびAGEは開始時と介入の終了時に、それぞれロボスキンアナライザー、baPWV、およびAGE-Readerで評価された。CHはPよりもシミを有意に減少させ、AGEおよびbaPWVの変化にも有意差があった。

自由記述の分野

軽度認知障害

研究成果の学術的意義や社会的意義

80人の非高血圧の日本人患者に対してランダム化二重盲検プラセボ対照試験で行った本研究で得られた知見「カゼイン加水分解物は動脈硬化の指標の一つである脈波伝搬速度(baPWV)を低下させるとともに顔の色素沈着(シミ)領域を減少させ、両者には終末糖化産物(AGE)の皮膚蓄積レベルの低下が関与する」ことは、動脈硬化が重要な関与をしている軽度認知障害(MCI)を含む認知機能低下についてもAGEが大いに関与していることを裏付けるものであり今後の研究の発展が期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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