研究課題/領域番号 |
18K10340
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
藤田 あけみ 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (30347182)
|
研究分担者 |
諸橋 一 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (30598628)
三浦 卓也 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (30722136)
坂本 義之 弘前大学, 医学研究科, 准教授 (60361010)
工藤 せい子 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (80186410)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | 直腸がん / 肛門温存手術 / 排便障害 / LARS / 外来看護 |
研究成果の概要 |
直腸がん肛門温存手術後の排便障害対策である術後排便障害介入プログラムの外来看護用を開発した。術後排便障害介入プログラム(外来看護用)は、看護師が直腸がん肛門温存手術を受けた患者の排便状態について、「排便状態アセスメントシート」により把握し、看護師が日常生活状況や治療、排便についてのセルフケア状況、患者が希望する最終目標、小目標を確認し、患者とともに目標達成に向けて看護介入を実施するものである。
|
自由記述の分野 |
看護学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
直腸がん肛門温存手術患者は、術後の排便障害、がんの再発の心配もあり、退院後も外来において長期的なフォローアップが必要である。しかし、現状の外来看護は事務的な業務が多く、本来の看護師の機能や役割が発揮できていないという報告がある。 肛門温存手術後の患者に対して、外来看護師が本研究成果である術後排便障害介入プログラムによる継続的な介入が実施できれば、患者自身による排便障害対策行動も促進され、排便障害の改善も可能となる。患者の早期の社会参加を可能とし、主観的QOLの向上が期待できる。また、外来看護師の排便状態のアセスメント力や具体的介入などの看護実践力の向上につながり、学術的、社会的意義がある。
|