研究課題/領域番号 |
18K10384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木内 佳織 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70467504)
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研究分担者 |
渡邊 浩子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20315857)
大橋 一友 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (30203897)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 尿失禁 / 骨盤底筋 / 女性 |
研究成果の概要 |
女性尿失禁改善のための骨盤底ケアプログラムを構築するために、尿失禁を主訴に泌尿器科を受診した女性を対象に調査をおこなった。調査に参加した女性の平均年齢は 52.3±9.5歳と壮年期であり、8週間の調査期間中にドロップアウトした女性の割合が1/4を占めた。この理由として、骨盤底ケアの計画書(1日あたりの実施回数や継続期間など)を遵守することが困難なことや、訓練支援アプリケーションソフトやスマートフォンの操作が不慣れであることが示唆された。改良した研究プロトコルやアプリケーションソフトによる調査が現在進行中であり、骨盤底ケアプログラムを尿失禁の改善やQOL、訓練の遵守の程度から多面的に評価する。
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自由記述の分野 |
生涯発達看護学関連
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
症状の軽微なものを含めると健康な女性の尿失禁の有病率は約5割とされている。尿失禁はQOLを著しく低下させ、社会的、衛生的な問題を引き起こし、セクシャリティに影響を与える症状である。根拠に基づいた骨盤底ケアプログラムが構築されれば、尿失禁に悩む女性のQOLの向上や画一化された方法のない骨盤底筋訓練の確立やフォローアップ体制の構築に寄与することができる。
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