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2023 年度 実績報告書

乳児虐待の予防を目指した産科医療機関の看護職者向け教育プログラムの有用性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 18K10457
研究機関山口県立大学

研究代表者

唐田 順子  山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (60440012)

研究分担者 山田 和子  藍野大学, 医療保健学部, 教授 (10300922)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード児童虐待 / 子ども虐待 / 発生予防 / 産科医療機関 / 教育プログラム / 助産師・看護師 / 連携
研究実績の概要

一昨年、2018-2019に4回実施した「妊娠・出産期からの子ども虐待発生予防研修」(開発教育プログラムの実施)の質的データについて分析し、これまでの科研で生成した『産科医療機関における「気になる親子」の発見から他機関との連携が発展するプロセス』の理論が臨床に適合していると評価できた。
今年度は「妊娠・出産期からの子ども虐待発生予防研修」の有用性について、数値データを用いて検討した。研修前後で比較する項目は、 ①子ども虐待の現状・支援の目的(10項目)、②子ども虐待の基礎知識(12項目)、③気になる親子の退院後の生活や支援(5項目)、④他機関の役割や支援内容(10項目)、⑤他機関へ情報提供のための同意と法律(3項目)、⑥産科医療機関と他機関の連携/望まれる役割(5項目)、⑦産科医療機関の課題と対策(2項目)、⑧子ども虐待の予防に向けた認識(8項目)である。すべての項目において、研修前より研修後は有意に数値が上昇していた。すなわち知識・認識が高まった。教育プログラムは質的・量的データの量分析から、有用であることが明らかとなった。現在、学術雑誌に投稿中である。
今後は教育内容の普及にICTの活用を視野に入れ、教材の開発を行いたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 母親からみた産後2週間健診のあり方2024

    • 著者名/発表者名
      谷野多見子、前馬理恵、山田和子
    • 学会等名
      第34回日本医学看護学教育学会学術学会(和歌山)

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公開日: 2024-12-25  

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