研究課題/領域番号 |
18K10574
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
竹山 ゆみ子 宮崎大学, 医学部, 講師 (90369075)
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研究分担者 |
永松 有紀 産業医科大学, 産業保健学部, 准教授 (20389472)
澤田 浩武 宮崎大学, 医学部, 教授 (40332895)
甲斐 由紀子 宮崎大学, 医学部, 参与 (70621803)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 栄養評価指標 |
研究成果の概要 |
本研究は、高齢者に対する簡便で非侵襲的な栄養評価システム構築に向けて、口腔ケア時に確認可能な「舌色」の栄養評価指標としての有用性を検証することを目的として、介護老人保健施設入所女性高齢者と地域在住女性高齢者の栄養状態と舌色の色構成について検証し、高齢者に対する非侵襲的な栄養状態評価システムを構築することとした。栄養状態を示す身体計測・血液検査・舌圧測定・体組成測定を実施した結果、地域在住女性高齢者は良好な値を示した。介護老人保健施設入所高齢者は新たなデータ収集が実施できなかったため、以前の収集データと比較した結果、舌色L値40~60の範囲が良好な栄養状態を示す値であることが示唆された。
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自由記述の分野 |
老年看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
舌色の栄養評価指標としての有用性を検証することは、地域で生活する女性高齢者や高齢者施設に従事する専門職者が、歯磨きや口腔ケア時などの日常で活用し、栄養状態を意識して自身の生活の見直しやケアに活用することで、介護予防・重度化防止になる可能性がある点で有益である。今回の結果は、前回の結果と同様に、良好な栄養状態はL値40~60の範囲にあることが示された。本研究では、新型コロナウイルス感染症に伴う制限から十分なデータ収集が実施できなかったが、舌色L値は栄養状態を示す可能性は示唆されたので、引き続き、詳細なデータ収集を実施し、L値の特定および良好な影響状態を示す舌色の作成を行う必要がある。
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