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2023 年度 研究成果報告書

高齢者の活動・参加を促進するリハビリテーション・プログラムの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10689
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

川手 信行  昭和大学, 医学部, 教授 (70255769)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード高齢者 / 活動性 / 加速度計測装置 / リハビリテーション
研究成果の概要

本研究の目的は、高齢者の活動を促す新しいリハビリテーションプログラムの開発・普及である。高齢者の活動低下についての研究(Phase1)、活動プログラムの開発(Phase2)、プログラムの効果検証及び普及(Phase3)の3つ課題で成り立っている。今回の期間内ではPhase2まで行った。Phase1では対象者57名に対して、①メモリー加速度計装置での活動記録、③体力測定・活動調査(FAI・LSA)を行い、活動量は対象者の片足立ち時間やFAI、LSAとの相関が明確となった。Phase2では活動向上プログラムを検討し完成した。2024年度以降、Phase3プログラム効果実証に向け計画中である。

自由記述の分野

リハビリテーション医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、地域包括ケアシステムの構想が打ち出され、地域リハビリテーション支援の重要性が指摘されている。しかし、従来のリハビリテーション医療は筋力増強訓練や関節可動域訓練、起居動作訓練など身体機能に焦点が当てられ、活動・参加を促すリハビリテーション・プログラムは未熟であり、エビデンスも乏しくい。活動・参加の視点に立った新しい総合的・包括的リハビリテーション・プログラムを確立していく事は社会的意義があり、高齢者の日常の活動低下因子を多角的に捉え、その上で、活動・参加に対しての対策を十分に検討し、リハビリテーションプログラムを開発することは学術的にも意義がある。

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公開日: 2025-01-30  

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