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2021 年度 研究成果報告書

手指感覚トレーニングに伴う脳皮質活性の変化と手指血流応答の関連性

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10712
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

村田 潤  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (00304428)

研究分担者 村田 伸  京都橘大学, 健康科学部, 教授 (00389503)
田中 浩二  群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (60613601)
古後 晴基  西九州大学, リハビリテーション学部, 准教授 (90640821)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード手指感覚 / 点字解読 / 感覚トレーニング / 手指皮膚血流量 / 脳組織酸素動態 / 自律神経活動
研究成果の概要

本研究は,交感神経性循環調節能を指標とする新しい客観的な感覚機能評価法の開発に向けた取り組みである.課題内容は,感覚情報処理時にみられる手指血流応答と感覚認知に関連する大脳皮質活性の特徴について明らかにするとともに,手指感覚トレーニングに伴う学習効果の影響について解明する試みである.その結果,感覚情報処理時にみられる手指血流応答は感覚トレーニングによって応答特性(反応量と反応時間)が変化することが判明した.さらに,前頭前野の皮質活性においても同様の傾向が観察された.これらの研究成績は,血流応答を指標とする新しい客観的な感覚機能評価法の開発の可能性を示した.

自由記述の分野

リハビリテーション科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

リハビリテーションの臨床現場実施されている感覚機能検査は定性的評価が一般的であり,定量的に示すことが困難である.そのため治療介入の効果判定を詳細に検討することも難しいのが現状である.本研究で示された感覚トレーニングにともなう手指感覚識別機能の変化と血流応答の特性変化の関連性は,感覚機能評価における血流調節機能を指標としたこれまでにない新しい客観的・定量的な評価法の開発の可能性を示すと考える.

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公開日: 2023-01-30  

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