研究課題/領域番号 |
18K10802
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 東京国際大学 (2021) 神戸学院大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
山本 大誠 東京国際大学, 医療健康学部, 教授 (10411886)
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研究分担者 |
岡村 仁 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (40311419)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 精神科 / 運動療法 / リハビリテーション / 地域移行 |
研究成果の概要 |
本研究では、統合失調症者に対する運動療法が病院内の治療プログラムにとどまるのではなく、生活機能の改善に向けた身体活動増進に焦点をた。また、統合失調症者に対する運動療法が早期退院および地域生活への移行を含む包括的リハビリテーションに寄与するかどうかについて明らかにした。精神科リハビリテーションの包括的アプローチには、制度の転換や診療報酬のあり方など、種々の課題の解決が必要であることを考察した。
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自由記述の分野 |
メンタルヘルス領域のリハビリテーション
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神科病院における入院患者の約半数が統合失調者である。統合失調症者の治療には薬物療法が第一選択肢として処方されるが、生活機能に課題を抱えた入院患者が生活から切り離された治療を受けるのではなく、適切な支援を受けながら地域生活を継続していくことが課題となる。本研究では、このような背景のもと、統合失調症者の地域生活につながる包括的リハビリテーションのあり方に焦点を充てて研究を実施し、地域生活を継続して行くための制度的課題、地域生活を見据えたリハビリテーションのあり方につついて検討した。
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